昨今の野菜の栄養価は減っている?

昨今の野菜に含まれる栄養素の量が数十年で激減していることをご存知ですか?
体に良いと言われた野菜がいつの間にか栄養価は落ち、農薬や肥料などにより健康を害する恐れが有るものに変わってきているという事実を、、

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農薬、化学肥料の野菜及び体への影響

現代の農業のおいては化学肥料、F1種の使用などにより、従来3〜4ヶ月かけて生育させていたダイコンを2ヶ月で出荷可能にしたり、生育を揃え、箱詰めや値付けを容易にしています。
農薬により虫食いもなく、非常に見た目もきれいな野菜がスーパーに並びます、、、しかも一年中!
ハウス栽培などにより、本来の旬というものは感じにくくなっています。
旬から外れた野菜が多いというのも、農薬の大量使用や栄養価の低下に大きく寄与しているようです。

素晴らしい効率で作られていく現代の野菜たち、、、見た目はきれいなものの、昔の野菜とは実はかなり変わったものとなっているのです。

出典 食品栄養価の減少 食と健康〜長寿の秘密〜

●野菜に含まれる栄養価の減少

100グラム当り カルシウムビタミンC
科学技術庁の
日本食品標準成分表
三訂
昭和38年
四訂
昭和57年
五訂
平成12年
三訂
昭和38年
四訂
昭和57年
五訂
平成12年
ほうれん草98r55r49r100r65r35r
大 根190r30r24r90r15r12r
かぼちゃ44r17r20r20r15r16r
こまつな----75r33r


●食品に含まれる鉄分(微量ミネラル)の驚くべき減少

野 菜栄養素1951年
昭和26年
1982年
昭和57年
2000年
平成12年
ほうれん草鉄分13.0mg3.7mg2.0mg
大 根鉄分1mg0.3mg0.2mg
にんじん鉄分2.1mg0.8mg0.2mg
りんご鉄分2.0mg0.1mg0mg

※科学技術庁の日本食品標準成分表


しかし、今だに昔ながらの作り方、昔ながらの種で野菜を育てている農家も少ないながら存在します。 自然農園ビヨンドがその一つ。

固定種、在来種と呼ばれる伝統的な種を用い、それで育った野菜から自家採種する。 そしてその種でまた自分の畑で野菜を育てていくことで、その地にあった野菜が育っていきます。
例えば、京都から天王寺かぶの種を持ち帰り、信州で蒔いて育てたら葉だけが異様に伸びたそうです。
それが今では野沢菜と呼ばれる信州を代表とする野菜となっています。
京都の地から信州に移り、そこで順応したのが野沢菜なのでしょう。

昔ながらの野菜を食べてみたい!そう思った方、自然農園ビヨンドの野菜セットを是非、お試し下さい^^

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